※本記事はブログ旧holly tonesの一日でおむつをはずせる 一日トイレトレーニング 私が実行した方法 後編のリライトです。
実行に必要な条件・物品・環境については前回の記事で
●事前準備(数日前から前日)●
・本人に「○○(名前)はこの日(トレーニング実行日)から、おむつ卒業してお兄ちゃんパンツをはくようにするからね」など、本人の分かりやすい言葉で実行日を境に布パンツに切り替えることを理解させる
・トレーニングに使用する用語の言い方を決めておき、覚えさせる
例)トイレの場所(うちでは普通に「といれ」といった)
布パンツ(おにいちゃんぱんつ)
ミルクのみ人形(おにんぎょうちゃん)
パンツが乾いていること(ぱんつかわかわorきれい)
パンツが濡れていること(ぱんつびじょびじょorぬれぬれ)
下3つは実行日のはじめの説明時でもよい。
●当日準備●
・トレーニングに使用する物品をあるべきところに配置する
・喜んでくれる人リストやシールシートはトイレの壁などに貼っておく
・ご褒美は実行者のポケット等に入れておいてすぐ取り出せるように
・本人に「今日からおにいちゃんパンツになるからね」など言い聞かせながら着替えさせる
→上はスソの短いTシャツなど、長ければたくし上げて固定し、パンツの上げ下ろしの邪魔にならないように。
下は用意した布パンツのみ。
●おおまかな実行方法●
おおまかな流れは以下の通り。実行者は事前にこの流れを頭に入れておく。
1、人形を使っての疑似訓練
2、本人のはじめての訓練
3、パンツ調べをしながら、飲み物を飲ませ尿意を誘う
時々トイレに誘導する
4、トイレへの誘導を徐々に本人任せにする
パンツ調べと飲み物は続ける
5、最終的にトイレへの誘導をやめる
6、本人が自分からトイレに行き、排泄し始末できたらトレ完了
私が息子二人に試したときは…
長男(実行時3歳0か月)のときは、それまでトイレでおしっこできたことがほとんどなかったので、1、2、に時間をかけ、終了まで半日程度。
次男(実行時2歳4か月)は連れて行けばおしっこ出せる状態だったので、1、2、はさらっと済ませたが、その日のうちには自分からトイレに行けなかった(トレ後3週間経った頃自分で行けるようになった)。
●実際の方法●
※本人の名前を○○とする
※兄、姉は状況や本人の性別によって使い分ける
ただ布パンツの呼び方は本人の性別に統一したほうがいい
※パンツは3歳過ぎていたら膝のところにとどめておくのでいいけど、2歳代は脱いでしまった方がいいかも。
1、人形を使っての疑似訓練
まずは人形を使ってトイレの手順を覚えさせる
まずは人形を使ってトイレの手順を覚えさせる
・人形からおしっこが出るように仕込んでからパンツをはかせておく
・人形が布パンツをはいていることを確認させながら
「おにんぎょうちゃんはお姉ちゃんになったからお兄ちゃんパンツ履いているよ。○○ももう赤ちゃんじゃないからお兄ちゃんパンツ履いてるね?」と本人にも確認させる。
・「お兄ちゃんパンツはいてる子はおしっこはといれでするよ。○○もおにんぎょうちゃんもおしっこはトイレに行ってするね?」と確認。
・人形におもちゃのジュースを飲ませたあと「おにんぎょうちゃん、ジュースたくさん飲んだらおしっこしたくなったって。おしっこはどこでする?」と聞きトイレと答えさせる。
・「そうだね、じゃおにんぎょうちゃんトイレに連れて行こうか」とトイレ(もしくはおまる)に移動する。
・トイレで、後で本人がすべきことと同じように、便座を用意し、パンツをおろし、便座に座り、静かにおしっこを待つ。都度、声をかける。
【声かけ】これ(便座)をこうして。パンツをおろして。便座に座って。静かに待って(※静かに待つことは重要※)。
・しばらく静かに待ったら仕込んだ水を出し、出たところを確認させる。
手を出させ、水をさわらせてもいいかも。
・「おにんぎょうちゃんお利口さんだね!お姉ちゃんだからトイレでおしっこできたね!」と本人と一緒に褒める。
・人形のパンツをはかせ、トイレを流させ、道具を片付けさせる。都度声掛け。
・「おにんぎょうちゃん、トイレでおしっこできたからご褒美だね」と言い、本人にご褒美を渡し人形にに与えさせる。
・人形が食べられないことに気づいたら、「○○もお兄ちゃんだからトイレでおしっこできる?」(うん)と答えたら「トイレでおしっこできるならおにんぎょうちゃんの代わりにおやつ食べていいよ」と食べさせる。
・人形にまた飲み物を飲ませたりしながら、「おにんぎょうちゃん、おしっこしたくなったからトイレに連れて行ってくれる?」と何度か人形を使って疑似訓練させる。
はじめは都度声掛けしながら手伝いながら、だんだん本人にさせるようにする。
手順を覚えてきたら人形におもらしさせる
はじめは都度声掛けしながら手伝いながら、だんだん本人にさせるようにする。
手順を覚えてきたら人形におもらしさせる
・慣れてきたらパンツをはかせたまま水を出し、おもらししたようにする。失敗したときは厳しく、断固とした態度で。
「あっ、だめ。おにんぎょうちゃんパンツにおしっこしちゃった。」と濡れたパンツを確認させる。
・失敗した際の手順も、都度声掛けしながら確認させる。
濡れたパンツを脱がせ、バケツに片付け、床が濡れていたら拭き、新しいパンツを用意しはかせる。
濡れたパンツを脱がせ、バケツに片付け、床が濡れていたら拭き、新しいパンツを用意しはかせる。
・失敗したときはその後尿意があろうがなかろうが、トイレに行くところから訓練させる。
2、本人のはじめての訓練
実際に本人が手順を覚える
実際に本人が手順を覚える
・人形の訓練に慣れたら、今度は本人に同じ訓練を慣れるまで数回させる。都度声掛けを忘れずに。
・はじめは、一つ一つのことができたら都度ほめる。
・おしっこができればご褒美としておやつや飲み物を与える。
・慣れてくれば、都度の声掛けやほめることを減らしていく。
・尿意があるときに素早く行動できるように、速やかに一つ一つのことをできるように指示するとよい。
慣れてきたら【パンツ調べ】をする
パンツが乾いていることを確認させる。「○○のパンツ、カワカワだね。お兄ちゃんはおしっこするときトイレでするからパンツ濡れないね」といい、パンツが濡れていないご褒美を与える。これが【パンツ調べ】
3、パンツ調べをしながら、飲み物を飲ませ尿意を誘う
・2の最後のパンツ調べを、はじめは5~10分間隔で行う。
乾いていれば、ご褒美、飲み物を与え尿意を誘う。
乾いていれば、ご褒美、飲み物を与え尿意を誘う。
・徐々にパンツ調べの間隔をあけていく。
・一度おしっこをしてから15分ほど経過したら「トイレに行っておしっこでるか座ってみよう」などトイレに誘う。
【失敗してしまったとき】
パンツにおしっこしてしまったときは、できる限り素早く叱る。
「だめ!」など。それでおしっこが止められることがある。
尿意があれば「おしっこはトイレでするよ!」と言い、トイレに連れて行く。
その後、濡れたパンツ、床を始末させ、新しいパンツをはいたところで訓練をさせる。
おもらしをした場所からトイレに行く。こうすることで、そこでおもらしせずにトイレに行かなければいけなかったことを理解させる。
おもらしをした場所からトイレに行く。こうすることで、そこでおもらしせずにトイレに行かなければいけなかったことを理解させる。
書籍には10回訓練をさせるとあるが、無理なので2~3回。
・ウンチの時も同様
4、トイレへの誘導を徐々に本人任せにする
・パンツ調べと飲み物は続けながらトイレに誘うが、少しずつ間隔をあけ、言い方も「○○はトイレ行かなくて良いね?」と誘うよりも確認する感じにする。
5、最終的にトイレへの誘導をやめる
・最後に「○○は自分でトイレに行けるね」と確認してもよい。
6、本人が自分からトイレに行き、排泄し始末できたらトレ完了
・たくさんほめたたえる。
●トレーニング終了後●
書籍には何日かパンツ調べを続け1週間失敗しなければやめていい、とあるが私はしなかった。
長男も次男もトレ後のおもらしは数回で済んでいる。
あと【ウンチ】について
書籍にもあったがあまりにも短時間でトレーニングが終了してしまうので、する機会がない場合もあるだろう。
書籍にもあったがあまりにも短時間でトレーニングが終了してしまうので、する機会がない場合もあるだろう。
書籍にはうんちが出るときはおしっこも必ず出るから大丈夫、みたいなことが書いてあったけど、軽く意味が分からない。
うちでは二人ともたまたまトレ中にうんちが出たのでうまくいったけど。
まあ、トレ終了後もウンチ、おしっこに関しておもらしすれば断固とした態度は
必要。「お兄ちゃんはウンチもトイレでするよ」と言ってあげたらいいかな。
その他
あと「おしっこを静かに待つ」ことはかなり重要。
自分が排泄するときのことを考えたらわかるけど、腹部の筋肉は排泄前は緊張させているし、排泄時はリラックスしているはず。
トレ前にトイレでおしっこできなかった長男は、ここがわからなかったみたい。
書籍にこのことが書いてあり、リラックスして静かに待つことを意識したら出来たので、目からウロコだった。
以上、うちのトレーニング法の記録。
なお、参考にしたのは下の書籍。
絶版になっているけど、ここにはかけなかったコツなどやっぱり参考になるかも。
↓トイレトレーニングの記事が沢山読めます。
トイレトレーニング |
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